事故概要
2025年6月8日(土)13時53分ごろ、横浜市青葉区にある東名高速道路の横浜青葉JCT付近で火災が発生しました。中央分離帯付近の草や雑物に火が燃え広がったとの通報が入り、同区間を走行中の車両や高速利用者に大きな影響が出ました。現場には当時、消防車両が急行し、消火活動に取り組みました
事故詳細
通報を受けた消防によれば、13時53分に「中央分離帯から炎が見えている」との報告が上がり、約17分後の14時10分までには火勢が弱まり、延焼の危険は解消されたとのことです 。現場は主に下り線(名古屋方面)で、草や植え込みに燃え広がったようです。
目撃証言
SNS上では通行車両のドライバーが目撃証言を多数投稿し、その中には以下のような声がありました:
・横浜青葉IC近くに消防沢山来てたけど何かあったんかね?
・東名高速道路で火事
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現場の状況
当初、火災が中央分離帯の草に燃え広がったことが確認されました。消防車が急行し消火活動を開始し、14時10分までに火勢は弱まり、延焼の恐れはほぼなくなった旨が現場で確認されました 。画像や動画では、中央分離帯から炎と白煙が上がる姿が確認され、現場は一時騒然とした状況だったとされています。
事故の影響
火災の影響により、上下線ともに通行規制・車線規制が敷かれ、最大で約3kmほどの渋滞が発生しました 。通行中の車両は速度を落とし、緊急車両に道を譲るなど、安全確保が優先されました。延焼が懸念された草地は消火活動により鎮火されましたが、ドライバーには大きな混乱が生じました。
迂回路情報
渋滞と規制を逃れるため、ドライバーには以下のような迂回路が案内されました:
- 一般道(主要地方道や国道)へ抜けるルート設定
- 横浜青葉ICで一時退出し、246号や近隣インター経由で迂回
- 運行情報アプリやナビによるリアルタイムのルート切り替え
NEXCO中日本は通行止め状況や渋滞予測をウェブサイトで提供しており、利用者には規制の有無を確認するよう呼びかけました 。
最新情報を得る方法
最新の交通情報は、以下の方法で入手できます:
- NEXCO中日本東京支社の公式X(旧Twitter):火災や渋滞などの最新状況をリアルタイムで発信。
- JARTIC(日本道路交通情報センター):道路規制・渋滞情報を詳細に提供。
- 各種ナビ・交通案内アプリ(Google Maps、Yahoo!カーナビ等):迂回ルートや最新速度情報が確認可能。
過去の近くでの事故事例
横浜青葉IC/JCT付近では、人為や車両トラブルによる火災が過去にも発生しています。直近では2025年3月25日に中央分離帯の草が自然発火した火災があり、同様に東名高速下り線で規制・渋滞が発生しています 。
また、2024年9月にはここで大型トラックの車両火災も発生し、爆発音とともに中分離帯の植栽が焼損しました 。こうした事例を踏まえ、沿道の草刈りや点検体制の強化が進められてきました。
まとめ
今回の火災は、中央分離帯の草地への着火によるものと見られますが、消防の迅速な対応により14時10分には鎮火され、延焼の懸念も解消されました。しかし、上下線ともに通行規制が実施され、渋滞は約3kmに達するなど、ドライバーや高速道路利用者に大きな影響が出ました。迂回ルートの案内やナビゲーションの活用が鍵となりました。
東名高速を利用する際には、草の燃えやすい季節や長時間の停滞に備え、ナビや交通情報サイトで事前に最新情報をチェックする習慣が重要です。特に横浜青葉JCT/IC付近では過去にも同様の火災が発生しており、高速道路管理者による防災・防火対策の強化が期待されます。